『ある日の昼下がり、美容師情報目線』

 

葉巻を吹かしている紳士が目の前にいる

この人は何者なのだろう

 

この人には余裕が感じられる

 

この人のバックステージはどんなものなのだろう‥‥

 

 

私たちの仕事とはこんな想像することから始まり

お客様のライフスタイルを

透視することできっかけを作るのである

 

僅かな情報のかけらから

まだ形として存在しない

あなたのなりたいを導き出し貌(カタチ)にする

 

雑味のある情報はいらない

 

『だから私はあなたに髪にまつわることしか聞かない』

 

これは私のこだわりというよりは

哲学でありヘアスタイルを造形するにあたり

瞬時のインスピレーションを掻き立てるための

儀式とも言える

 

『だから私はあなたに髪にまつわることしか聞かない』

 

世に中に相手の職業、生い立ち、既婚の有無など

私的な情報を知らなければ成り立たない仕事とは

どのくらい存在するのだろう

 

私には思い浮かばない‥‥

 

 

世界感の大きな話しをしょう

メモをよくとる人がいる

その人はポケットにはいつもペンと紙を忍ばせている

覚え書きであろうと、予定であろうと

目的は情報の管理である

 

首相には事務官、社長には秘書

その人たちには情報を管理し

必要な時に必要な情報のだけを

伝えてくれる人が存在する

 

ここで着眼したいのは、誰がもたらす情報であっても

情報にはその瞬間に必要なものと

そうでないものが存在するということだ

 

美容室の場合で例えるのなら

あるヘアスタイルを作り上げるにあたり

今日休みかどうか?

彼氏がいるのかどうか?

さとすれば最近の気候の話しは

美容師としてその瞬間、必要な情報なのだろうか?

 

百歩譲って後々には役立つ情報かもしれないが

この瞬間には必要ない情報であることは間違いない

 

 

冒頭に話を戻そう

 

僅かな情報のから何かを創り出せるのが

プロと名乗る資格のある人間のように思う

 

その方ウントやさしいのではないか?

 

と思います

 

『だから私はあなたに髪にまつわることしか聞かない』